ちょっと時間が経ってしまいましたが、9月末に開催された、あんけいさん主催の解析しないと!に参加してきました。
第二回に引き続いての参加です。今回のテーマは「セグメントしないと。」場所は原宿にある株式会社シナップというお洒落な制作会社の一室にて開催されました。(会場を見つけるのにかなり苦労しました… (´Д`))
アクセス解析は訪問者を適切にセグメントすることで、効率的に行える。というコトについてです。メモれたポイントだけですが、一応ログを残してみます。
今回は
- セグメント全般について
- モバイルの考え方について
- セグメントをテストして改善する考え方について
という3部構成でした。
■ セグメント全般について
もともとは顧客をフォーカスするものだったが、Webに関して言うとそれぞれのセグメントに対して違う情報を提供しましょう。というステップアップしたものです。
アクセス解析を行い、結果からサイトを改善していくことは、オンラインビジネスのポテンシャルを最大化すること(同じ予算で最大の効果を得られるようにすること)。
で、各セグメントに対して対策をとっていくことで、全体を最適化していきましょう。という考え方。
何故セグメントなのか?は3つに分類できる
- より細かいアプローチへの対応
- 適切なコンテンツへの誘導
- シンプルに考えることができる
セグメントとは
- 発見する⇒解析のなかから「あぁこういう人たちがきてるね」と発見するパタン
- 設定する⇒ビジネス成果のために「こういう人」が必要だよねと設定するパタン
の2種類がある
セグメントを分けたときはギャップがないと意味がない
・ギャップ⇒ユーザーによるサイト導線の違い、男女差による提供すべき情報の違いなど
・ギャップが見いだせないなら同じセグメントにまとめてしまっておk
具体例
サイトあんけい商店
流入:10,000
コンバージョン:100件
コンバージョン率:1%
コンバージョン率内訳
セグメントA:2.00% 流入:2,000
セグメントB:0.75% 流入:8,000
セグメントAは、コンバージョン率が高いので、流入を増やす施策が有効
セグメントBは、流入は多いがコンバージョン率が低めなので、サイトの内部改善が有効
成長するセグメントとしないセグメント
・デモグラフィックやジオグラフィック(性別や地域の情報)は成長しないが会員やロイヤリティーは成長しうる(運用者側から見ると成長させたいセグメント)
・セグメント別けは、片手で数えられるくらいの数からやらないと混乱するだけ
KISS(Keep it simple stupid !)の原則
・大きくて、違いが出しやすいところから作っていくべき。(その過程で出る細かいものは後で対応すればおk)
セグメントの切り口
大きく分けると行動と属性
行動:どこからきてどういう動きをしているか
入り口 × 行動
- 参照元:当該ページ訪問の直前に見ていたサイトやページ。事前に見ていたサイトの内容によってニーズをはっきりと把握できることもある
- 流入キーワード:ビックワードはニーズを把握し辛い
- ランディングページ
内部 × 行動
- 参照したコンテンツ:1URLにつき1コンテンツの構造になっていれば参照したコンテンツからニーズが探れる
- よく利用する機能
関与 × 行動
- フェーズ(検討段階/購入段階)
- 来訪回数
- 購入回数