Nikon Z6購入 レビュー 前編 よかった点

6年ぶりメイン撮影機材をアップデートしました。

これまではNikonのAPS-C機のD7100を使っていましたが、職場ではフルサイズのD750を使用していることもあり、そろそろ私物もフルサイズにステップアップしたいなと思い、F4レンズ+マウントアダプタのキットを購入しました。

購入に際して、当然コストパフォーマンスに優れ、使い慣れたD750も入りましたが、将来への期待を込めてZ6を選択しました。(Zが失敗したらNikonに未来はないんじゃないかと)

購入から2ヶ月が経過したので、実際に使ってみて、Z6の良かった点、イマイチな点を前編・後編でレビューしていきます。本記事では良かった点をご紹介します。購入を検討中の方は参考にしてみてください。

良かった点

小型・軽量化

本体がだいぶ軽くなりました。

Z6(左)とD7100(右)APS-C機との比較


これまで使ってきた機種の重さをバッテリー込みで比較すると

D7100:765g
D750:840g
Z6:675g

となり、7100比較で-90g、750g比較で165gほど軽くなりました。 数値にするとたいして違いませんが、現場で数時間握り続けるとこの約200gの差でも疲れ方が全然違います。

さらに小型化したこともあり、鞄に入れて持ち運ぶのが苦ではなくなりました。7100や750の時はカメラバックが必須で気軽に持ち出せませんでしたが普段使いのバックでも持ち出せるのは大きな変化です。

ただ実際はこの数値に500~1kgのレンズが加わるのですが…。

画像の解像感が2段階くらい上

わかりにくい表現ですが、ようは撮影できる画像はとても綺麗になったということです。

D7100(2013年発売 画像処理エンジン EXPEED3 2410万画素)
D750(2014年発売 画像処理エンジン EXPEED4 2432万画素)
Z6(2018年発売 画像処理エンジン EXPEED6 2450万画素)

画素は変わっていませんが、撮像素子と、画像処理エンジンの進化は流石で、非常にシャープな写りに感動しました。

六本木ヒルズの屋上で撮影した東京の夜景
f4でもかなりボケる

本体手ブレ補正の威力がすごい

これまでならシャッター1/60が手ブレしない限界でしたが、5段手ブレ補正は伊達ではなく1/8くらいまでは手持ち撮影が可能になりました。

暗い室内での撮影などは、画質を犠牲にISOを上げて切り抜けていましたが、Z6はシャッタースピード側に余裕があるぶん、ISOに頼らなくてもよくなりました。

D750ではずっとF2.8の大三元レンズで撮影していましたが、F4のキットレンズ(NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)でも殆ど暗さを感じません。

電子ビューファインダーが綺麗すぎて電子ビューであることを忘れるレベル

ずっと光学ファインダー派で、他社のミラーレス機を使ったこともありますが、どうしても電子ビューファインダーには違和感がありました。

今回Z購入の決め手になったのは、この電子ビューがほぼ光学ビューファインダーと変わらないと感じたからです。1280×960のOLED(有機ELディスプレイ)越しに見る世界はもはや肉眼より綺麗です。遅延は全くありませんし、撮影した画像をファインダーをのぞいたまま確認できるので、撮影する→顔を上げる→背面液晶で撮影画像確認する という動作が減ります。

本体へ直接充電できる

バッテリーの持ちはだいぶ短くなっていますが、バッテリーの規格が、D7100、D750と一緒なので使い回しができます。加えて、付属のEN-EL15bは、本体に装着したまま充電が可能です。出力の強いモバイルバッテリーからも充電ができるので、移動中などコンセントがない場所でも充電しなおせるのは嬉しいです。

願わくば充電器側もUSB-Cでの充電に対応してもらえると、空になったバッテリーをモバイルバッテリーから充電しながら予備バッテリーで撮影を続行できるのでさらによいと思います。

静音シャッターがほぼ無音

これもミラーレス一眼の特徴かもしれませんが、ほぼ無音で撮影ができることに驚きました。イベント撮影で登壇者を連射すると、参加者の集中力を阻害しそうでいつも気になっていましたが、もう気にする必要はなさそうです。撮ってることを気付かれないかもしれません。

全体的に非常に満足度は高いです。デジタルカメラはここまできた。という確実な進化を感じることができます。なにより自分の肉眼よりも優れた絵を切り取れるので、ファインダーを覗くのも、シャッターを切るのも楽しいです。頑張って買ってよかったと思えます。

ただそれでもう~ん。と首をかしげるイマイチな点もあるので、後半ではイマイチな点、微妙な点にフォーカスを当てます。