日々の仕事に何かのヒントになればと思い5/25に川崎で開催された「アクセス解析サミット2010」に参加してきました。
朝10:00~18:30の間に、9セッション。昼休みもない超タイト&ハードなスケジュールです。(大学生の時もこんなに勉強しなかったよっ!)
今回は全体を通して、企業内にアクセス解析を普及させていくための方法論が中心で、実際の仮説・検証のTipsみたいなものが紹介されたのは、楽天清水さんと、クリエイティブホープの大前さんのみ。
若干期待とは違うセッションもありましたが、ちゃんと収穫もあったのでメモを整理がてら振り返ってみます。(長文デス)


■ 不況知らずの成長企業
データドリブンカンパニー楽天のアクセス解析全社導入の真相

楽天・取締役 常務執行役員 鈴木さん
鈴木さんのお話を聞くのは、昨年開催されたRWDD2009以来2回目です。楽天では、殆どのサービスサイトでSiteCatalystを導入し、日々改善を繰り返しているとのこと。
仮説・実行・検証・仕組み化
というプロセスで行っているとのこと。ひとつのサービスで検証してみて効果があると、それを仕組み化してどんどん他の横展開をしていくのだそうです。
それぞれの部署がバラバラに解析チームを走らせて、部署の中だけに情報が蓄積されていくというのと比較するともの凄く効率的だなと感じました。
SiteCatalystを統一のプラットフォームにすることで、アクセス解析はインフラとなり、意思決定の前には検証するのが当たり前になっているという状況になっているそうです。数値から仮説を導き出し、それを検証するためにA/Bテストにかける。答えは担当者ではなく、すべてユーザーが持っている訳です。(これは3番目のセッションでシエンプレの鷲見さんも言ってました。)
この取り組みはB to Cのサイトを進化させていくにあたってのひとつの究極的な形なのではないかと思いました。楽天の現在の流通総額は1.1兆円とのことでしたが、この効果検証スキームで改善を続けるといったいどこまでいくのかなという気がします。
■ 10年後も勝ち続けるための新成功法則 実録!楽天流PDCAサイクルができるまで
楽天・清水さん
清水さんの話、今回はSiteCatalystの新しいプラグイン。スクロール量の計測からの改善の話で、これがなかなか面白かったです。どんなプラグインかは清水さんのブログの解説が分かりやすいです。(というかセミナー中はよく分からなかった…)
スクロール量計測で分かるのは、同じような長尺のページでもスクロールのされ方に違いがあることで、ここにコンバージョンにつなげるためのヒントがあるというもの。
shimizusan.jpg
※写真のクオリティが低いのはiPhoneのせいです。きっと。
左のページのCVRが4.4%で右が5.0%と両方とも高いCVRのページだが、スクロール量のデータから選びやすさに差が生じており、これに対応する施策を打ったというお話でした。
細かい部分は割愛しますが、今までいわゆるファーストビューを大事にすることでCVRを高めようとしていたので、結構目からウロコでした。確かにユーザーのスクロール傾向が数値とともに分かると、ファーストビュー以外のミドルビューやボトムビューの設計も変わってきそうです。これGoogle Analyticsでもできるようにならないかなぁ。(と思ったらやっいる人発見!コレです。難易度は結構高めですね…。)
一気にすべてのセッションをまとめようと思いましたが、長文になりすぎるので本日はここまで(´Д`)。。
次はWWFのリニューアルを行ったクリエイティブホープさんのセッションからいきます。

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