Roland CS-10EM+TASCAM DR-07MKⅡでバイノーラル録音を楽しむ

tascam

世の中は色々な音であふれていると思います。人の話す声や、車が走る音、建築現場の音、風の音、踏切の音。とにかく色々な音がします。なんとなく普段当たり前に、接しているこれらの音を、記録してみたいなーとずっと考えていました。でも普通にiPhoneのボイスメモで残しても、それは「ただの音」かもしくは、それ以下になってしまい何も面白くありません。

そんなことを漠然と考えていた時に購入した、サカナクションのライブDVDが、「バイノーラル録音」という特殊な録音方法で収録されていました。

※バイノーラル録音とは

モノラル・ステレオなどと並ぶ録音方式の一つで、ダミー・ヘッドに組み込まれたマイクロフォンで人間の鼓膜に届く音声の状態を頭蓋骨と聴覚器の類似構造にて記録する方法である。ステレオ・ヘッドフォンを使って再生すると、あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現する

ウィキペディアより

このDVDの音が、今までに経験したことのないような圧倒的な没入感でした。まるで本当にライブ会場にいるかのような錯覚を抱くレベルで。で、ものすごく高い機材じゃないとこういうのはできないんだろうな〜と思って調べたら、意外と手頃な値段で手に入るものもあることに気付きました。(サカナクションの機材は凄い高いのかもしれないけど)

ということで、マイクとレコーダー合計2万以下でバイノーラル録音環境を揃えてみました。

■Roland CS-10EM

Roland バイノーラル・マイクロホン・イヤホン CS-10EM
ローランド (2010-04-23)
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■TASCAM DR-07MKⅡ

TASCAM リニアPCMレコーダー 24bit/96kHz対応 ブラック DR-07MKII
ティアック (2011-03-31)
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今までにレコーダーは仕事でインタビューを録音する程度しか使ったことがなく、音に関しては完全に素人なので、この機材を何故選んだかは語れないのですが、そんな素人でもなかなかおもしろい音が録れます。

■通勤中に歩きながら録音
最初は静かな住宅街ですが、通りに出てからは建築現場の音や、バスの音が聞こえます。

■静かな大学の構内を歩きながら録音
雪の残る近所の大学構内で録音してみました。寒いので鼻水をすする音が入っていたり、風が強かったりします。缶コーヒーを買ったら不覚にもむせました。

イヤフォンやヘッドフォンで聞くと、走り抜けていく足音とか車が通り過ぎる音とか、対象との距離感と方向がわかります。さらに、サイフを開けて小銭を取り出し、自販機にお金を投入する音に至っては行動までなんとなくイメージできます。ただの音も、耳との距離感や方向などの情報が伴うと、その場の臨場感を一緒に連れてきてくれるので、脳内で「イメージ」になります。

何気ない日常の音を残したいと思っていた自分的には理想的な状況なので、これからは色々録ってみようと思います。(そのうち映像も付けたい)

バイノーラル録音されているサカナクションのDVDはこちら

SAKANAQUARIUM 2013 sakanaction -LIVE at MAKUHARI MESSE 2013.5.19-(DVD通常盤)
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