On The Wind

写真撮ったり、日記書いたり。k14の個人的なブログ

インタビュー「村上春樹に会いに東京へ旅するということ」

COORRIE

クーリエジャポンの村上春樹インタビュー(というか春樹さんに会った話)「村上春樹に会いに東京へ旅するということ」を読みました。村上春樹を大好きなアメリカ人のジャーナリストが、初めて日本に降り立ち、あこがれの村上春樹と対面してのインタビューしたことを語った記事です。

最初のページの春樹さんの濃淡のはっきりした白黒写真がなんともかっこいいです。 (さらに…)

プリンセス・トヨトミ 万城目学

プリンセス・トヨトミ (文春文庫) 会計検査院の調査員が、大阪が秘める禁断の秘密に迫ってしまう。というファンタジー

タイトルがキャッチーだなと思ったことと、さらにiPadで電子書籍版が売っていたので読んでみました。万城目学を読んだは、鹿男あをによし以来2作目です。大阪についてはあまり馴染みがありませんが、それでもかなり楽しめました。大阪が全停止するって!?、プリンセス・トヨトミって何だ?という謎掛けに対する筆者の解答が非常に見事です。

以下、読書後の感想故、ネタバレを含みますのでご注意を。

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1Q84 村上春樹

1Q84をようやく読み終えました…。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 3

最後に村上春樹の長編小説を読んだのは、「海辺のカフカ」だった気がするので、およそ7年振りです。長編・短編問わず、村上春樹が執筆した作品は殆ど読んでしまっていたこともあり、1Q84が発売された当初は、「もったいなくて読めない」という心理状態でした。まだ読んでいない長編があるという状態はある種とても幸福な状態で、読み終えてしまうことでその幸福状態(というか明日への希望というか)が維持できなくなることに恐怖すら感じていました。でも今年になりBOOK3が出たというので、もうこれは一気に読んでしまおう。と覚悟を決めました。

ここからは読書後の感想故、ネタバレを含みますのでご注意を。
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半島を出よ 村上龍

ずっと読みたかった村上龍の長編「半島を出よ」を読みました。
上下合計900ページ以上の大作で、読み終えるのに1ヶ月以上かかってしまいまして…。
半島を出よ (上)半島を出よ (下)

北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。財政破綻し、国際的孤立を深める近未来の日本に起こった奇蹟。

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夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦

夜は短し歩けよ乙女黒髪の乙女と、そんな乙女に想いをよせる先輩のめくるめく大冒険。

事前にまったく情報を入れずに、読み始めたら何やらファンタジックな展開と、小憎らしくこねくり回された独特の文章に心をつかまれました。

↓小憎らしくこねくり回された文章
そして樋口氏から、彼女がその絵本を追い求めて古本市をさまよっていたことを聞いた刹那、「千載一遇の好機がついに訪れた」と直感した。今ここに一発逆転の希望を得て、ついにふたたび起動する私のロマンチック・エンジン。

作者の森見さんはよくこんな突拍子もない話を妄想し、文章にできたなと思います。多分この話は読む人によって解釈や想像している景色が異なるだろうと思います。100人が100通りの場面を創造しながら読む本って凄いなと思います。
好みの分かれる作品だとは思いますが、個人的にはこれはありだと思いました。
★★★☆(まあまあ)