白夜行 (集英社文庫)容疑者Xの献身に引き続き、東野圭吾作品の「白夜行」を読みました。

文庫本1冊で850ページもある長編で、それはそれは読み応え抜群でした。間に別の本を読んだりしていましたが、読破におよそ3ヶ月を要しました。普通3ヶ月も読んでいると大体飽きてしまい途中で挫折。ということになるのですが、この作品は違いました。どんなに時間がかかっても読み切ってしまいたくなるような凄い作品でした。
一つの罪を他の罪を犯すことで隠していく。という非常に暗く重たい話ですが、読み進めるうちに複雑に絡み合った糸が少しずつ解けていく感覚が絶妙でした。そして、登場人物の一人である「唐沢雪穂」のキャラクターが非常に強烈で、恐怖さえ覚えました。

昨年冬にテレビドラマにもなっていた本作ですが、ドラマは最後の結論を見せてからどのような過程を辿ったかを振り返るという大筋ですが、小説は逆です(通常というべきかも)。時制が過去から現在に流れる形なので全体的な話の繋がり具合は本の方が難解で分かりにくいです。ただそこをあれこれと考えながら読み進めるのが面白いのです。

ドラマはまだ3話くらいまでしか観ていないので、この機会に最後まで観てみようと思います。
東野圭吾。まだ2冊しか読んでいませんがすっかりはまってしまいました。
次は何を読もうかな。
★★★★☆(傑作)

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