CSS Nite LP8 アクセス解析スペシャル メモ(長文)

| コメント(0) | トラックバック(0)

1/9(土)に、ベルサール神田で開催されたCSS Nite LP8 Google Analyticsを使ったWebアクセスログ解析とサイトへの反映へ行って来ました。

cssnitelp8.jpg

CSS Nite のLPへの参加は前回のIAスペシャルに続いて2回目です。

11:00~18:00まで昼休み30分でほぼノンストップのセミナーは相変わらずハードなスケジュールですが、気が付くと終わっていた。と思えるほど内容は濃かった。特に気になったことをメモ。


■Session1 Google Analytics ベーシック
Google 小杉さん アユダンテ大内さん

Googleの中のヒトが、直接Analyticsの使い方を説明してくるというのは、非常にありがたかったです。普段何気なくつかっている用語や分析手法の再確認になりました。

 - 滞在時間はPVからPVまでの時間
 - 直帰したセッションの滞在時間は0分カウントされている
  ⇒つまり、直帰率50% 平均滞在時間2分のサイトでは、実質4分が平均滞在時間になる。
 - 直帰率などはサイトの「平均」の値と比較すると、ページの良し悪しが瞬時に判断可能
 - グラフ上にメモを残せる「アノテーション」機能は、1月末から順次実装。
  ⇒これは非常に待ち遠しい機能で、実装されるとPDCAをまわす効率が大きく変わりそう。
 - 非同期トラッキングコード(将来的にはこちらが主流になる)
  ⇒ ページの上部にも入れられるコードで、ページの読み込みが遅くなることもない。
  ⇒ backspaceで戻るような瞬間的なページ閲覧まで拾えるようになる。
   ⇒⇒でもこれが実現されると、平均PVや閲覧時間の数値が大幅に変わって来る気がする。

前半の一部内容と、後半の内容が結構難しくなったのですが、途中から大内さんの合いの手(毒舌)が入って俄然面白くなりました。

■Session2  仮説検証型、かつ4つの対顧客戦略でデータを見る - - - - - -
クロスフュージョン衣袋さん

3つのデータ分析ポイント、4つの対顧客戦略で解説されていたので非常に整理されていて分かりやすいプレゼンでした。セッション中に設問形式があったことで考えをアウトプットしながら聞くことができて面白かったです。(大学の講義っぽかったのも個人的には懐かしくて◎でした)

3つのキーワード
・推移をみる(トレンド)
・比較する(ベンチマーク)
・分類してみる(セグメント化)

4つの対顧客戦略
・集客(流入)
・接客(回遊)
・成約(CV)
・再訪問促進(RP)

どれも非常にオーソドックスなので取り立てて新しい発見はなかったけど、大事なお話。顧客がつまづいているとしたら、どこのフェーズで、どこから手を打つべきなのか。ということを考える上でもっとも基本的なことだと思う。

■Session3 ユーザー行動をセグメント化して、サイト改善 - - - - - -
アユダンテ大内さん

できるGoogle Analyticsにはいつも大変お世話になっているので、今回のセッションでもっとも楽しみだったセッションです。

 - アクセス解析のキーワード
  ・自分の基準を持つ
  ・芯を強くする
  ・ユーザーに寄り添う

 - ベンチマークの機能はまったく使わない
 ⇒これは確かにあまり使いません。。

 - サイト訪問者の3つのグループ
  ・問題解決にくる「調べ物」ユーザーは直帰率が高い
  ・比較検討にくる「潜在顧客」は新規が多い
  ・目的実行にくる「ブランド指名買い」ユーザーはコンバージョン率が高い

cssnite_oouchi.jpg
↑ビジターをセグメント化すると、サイト改善の方向性が定まるというコト。

 - キーワードによってユーザーは分類できる
 ⇒似たような属性のキーワードでもリピーターか、オーガニック検索かなど訪問者を分析可能。それぞれのキーワードで最適なページへ誘導できるような構造になっているかを考えるということ。

最後の方が足早になってしまったのが、残念ですがこのセッションはとても共感できました。Google Analyticsでユーザーの像をとらえようと思った時にはこの分類、この考え方はベースになると思います。(実際はなかなかはっきりグルーピングできないこともありますけど。。。。)

大内さんのプレゼンはやわらかくて分かりやすいのでとても好感触でした。

■Session4 Web制作会社のための、顧客が逃げないGoogle Analyticsレポーティング
- - - - - -
ハーモニー石井さん

ログの神様として有名な石井さん。石井さんのプレゼンは、完成されたひとつのパッケージ商品でした。話がものすごく面白いし、分かりやすいので説得力も抜群。

 - 閲覧開始上位×直帰率で優先順位をつけてサイトを改善していく

という考え方をベースに、Web制作会社がクライアントのサイトを改善していくためのレポート方法や、実際のレポートの作り方などを解説されていました。この考え方は非常に大事だと私も思います。PDCAをまわすためのひとつの起点となる考え方であることは間違いありません。

 - サイトの問題点から目を背けては× 改善はチャンス!

これもその通りだと思います。仮説に基いて検証した数値から問題点が浮かび上がってきた時ほど、心ときめく瞬間はありません。

■Session5 経営者視点のサイトリニューアル提案 - - - - - -
ゴンウェブコンサルティング 権さん

最後のセッション。さすがにこのあたりで集中力は切れかけてます。そして最後難しそうだな~と思っていましたが、そうでもなかったです。(面白かったという意味)

 - Webサイトの役割が重要になってきているのに、制作費は広告費と比べると直接効果が期待できない。ということで予算がおりにくい。
 ⇒それは制作側が、最も下流の工程として担当するケースが多いから。
 ⇒経営成果に貢献するには、戦略やマーケティングなどの上流工程から携わる。

 - いかにして経営成果に繋がるかを可視化する
 ⇒成果につながるユーザーのモデル化
 ⇒想定できる市場規模の明示
 ⇒コストの提示

 これらを可視化するのにGoogle Analyticsって使えますよ。という話。

サイトリニューアルの提案をする時に、こういう視点を持っていると強いだろうなぁと思いながらきいていました。というか、これからは参考値としてでもこういった数値を出していかないと、プレゼンで勝つのは難しくなるなと。どうしたって最終意思決定者の視線の先にあるのは、「利益」でしょうから。

権さんの淡々としたテンションの語り部が個人的には非常によかったです。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - -

以上です。登壇者の方々みな少しずつ考え方が違うんですが、Google Analyticsを中心に色々な方向の話がきけて大変有意義な時間でした。なかなか休みの日に8時間近くも集中してインプットすることはないので、たまにはいいなと思いました。

全体を通して今回感じたことは どの粒度で情報をキャッチしていくかが非常に難しいなということ。細かいテクニックはもちろんひとつでも多く知っておきたいし、分析時のネタとしてひとつも残らず引き出しに入れておきたい。かといって大きな考え方もしっかり学習したい。というのが正直なところ。

でもそれをすべて行えるのはせいぜい2~3時間のセミナーが限界です(汗)

これはインプットの方法を事前に確認しておかなかったのがよくなかったです。プログラムを見て、このセッションではこれを知りたい。ということを"予習"しておく必要があったかなと感じています。CSSNiteのLPは予習しないとやっぱだめだ!ということで、次回にこの反省を生かします。

関係者の方々、お疲れ様でした!!

(4時間くらいかけてこの記事を書いてみましたが、力尽きたのでこの辺で終了します。。)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.onthewind.jp/mt/mt-tb.cgi/198

コメントする

アーカイブ

Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。

プロフィール

Flickr

last.fm